冬休み
最後の更新から1ヶ月以上が経った。
11月下旬と12月の記憶といえば、テスト勉強くらいしかない。
テストの日付をいまだに強く覚えているくらいに切羽詰まってた。
12月9日にcomportement politiqueのoralテスト、
12月12日にorganisation d'etatの論述があったっけ。
CEPのles defis des action publiquesとsociologie politiqueとinstitutions politiques compareesの勉強よりも、そっちの二つのほうが頑張ってた。
もっと早くから勉強を始めてればよかったと後悔するばかりで、毎日あんなに暇していたのに何をしていたのか、すごく疑問。
勉強していると、自分が"理解した"気でいたフランス語の授業が、少しずついままでの勉強と関係していたことに後から気づいた。外国語で勉強すると同じ学問でもアプローチが違うし、ニュアンスも出てくるので全く別物と思っていた勉強が全てもう学習済みのことだったり。
ミシガンモデルとか出てきてたのに全然気づけてなかった。それって授業についていけてなかった正真正銘の証だよね。
テストが終わるとあっけなく学校はおわってしまって、留学の半分とも言えるワンセメスターがおわってしまったのだった。
リールに来た当初は、一人で何もわからなくて、全てが嫌で、食欲すら出なかった。最初の三日間なんて水も食べ物も口にしてなかったくらい。
パン屋さんやカフェに入るのがこわくて、挨拶したり話したりするのも嫌でスーパーもセルフレジ使ってた。
毎日家の中で過ごして、ずっと暇してた。
そんな時に初めての友達ができた。
明るくて可愛くて、内気であまりしゃべらないわたしを家からつれだしてくれた。
どんどん学校やこっちの生活にも慣れて、
どんどん新しい友達もできて、いろいろなひとと時間を過ごすようになった。
そうしていくうちに時は過ぎていき、あっという間にワンセメスターがおわってしまった。
留学は順調とも言えないし、大満足の結果とも言えないけれど、まあこんなもんなんじゃないか、ってある程度は諦めて生きていくしかない。
無理して体調を崩したり、お金を使いすぎたりしても元も子もない。自分がこれからどのように生きていくべきなのかとか考えるいい機会になっているからそれだけでも十分なのかもしれない。
次の学期はもっと勉強に集中してもいいかもしれない。自分の興味のある分野の授業をちゃんとさだめて、頑張りたいと思う。
テストはまあ満足の結果。試験は頑張った分だけ見返りがあるというけれどやはりそうだと思った。
oralテストも、最初はフランス語でプレゼンなんて絶対無理だと諦めていた。無理だから、とした友達もいて。でもわたしはまあやってみるだけやってみようと寝る間を惜しんで毎日毎日勉強した。
おーらるてすとは、テーマをくじで引いて、20分間プレゼン準備、10分間プレゼン、10分間質問タイム。
ひいたのは"action collective"。わたしがあまり重視していなかった分野だった。あーあ終わったかもとちょっとがっかり。でもそれでも自分の中のありっきりの知識を全部ばーって紙に書き出した。
プレゼンとしてはどうだったかはわからないけど、不安だったフランス語力をカバーできるくらい、すらすらと話すことができた。準備すれば、語学力とかを越えられるんだ、ということを強く実感した。
そうしてようやくテストが終わるとすぐ、冬休みが始まった。
まずはテストお疲れ様会、日本人でパーティーした。まなちゃんがトマトのミートソースをはさんだミルクレープを作ってくれてめちゃくちゃ美味しかった!わたしはtigerで買ったお菓子の家で、家づくりに挑戦!チョコレートでくっつけたけど、アイシングとか計ってなかったから、完成は微妙だったなぁ。みんなでワイワイお酒を飲みながら、ご飯とチーズを食べながら楽しく過ごせたのがとてもよかった〜
そのあとはともきさんのお別れ会。ともきさんがニューヨークでインターンをしにいくことになったから白玉をつくった!カレーとサラダとアイスをごちそうになってゆっくりさせてもらった。トースターももらえることになって。
ともきさんの年齢、ちゃんとは知らないけど、社会人を経験してからフランスに留学に来るって相当な勇気が必要だったんだろうな。どういう気持ちだったんだろう、日本を離れた時は。
わたしは今こうやって気ままに過ごしているけれど、人生これからどうなっていくんだろう。
その夜から、バスに乗って、12/19-23でりおちゃんとパリで過ごしました。
リオちゃんの友達が旅行に行けなくなっちゃったみたいで、ホテル代いらないから案内してーって誘ってくれてめちゃめちゃラッキー(^^)
久しぶりに会えたのも嬉しくて、懐かしいバイトの話もいくつか!スタッフもリーダーもいろんな人がいなくなったり、新しく入ったり、異動になっちゃったり。
もうあの時のあの場所はもうないんだな、って強く思うけれど、もう戻れないんや。夢を追いかけた人、夢を叶えた人、まだ夢の途中の人。いろんな人が集まる素敵な場所だった。間違いなく、あの時このバイトを選んで正解でした。
凱旋門、エッフェル塔、ルーヴル美術館、オルセー美術館、ラデュレのプチデジュネ、二郎系のとんこつラーメンをたべて、、4日間。すごく贅沢に過ごすことができました!
凱旋門、エッフェル塔はもう何回も行ってるけど、天気が良くて綺麗だった。
2回目のルーヴルは、ちゃんと観れた。一人だった時はちゃんと観てなかったものもいっぱいあって。でもやっぱり美術館や博物館ってすごく疲れる。いろいろなものを見たり考えたりするからかな。
そして初めてのオルセー!オルセー美術館は本当に行って良かった!閉館45分前に名作が集まった部屋を発見して時間が足りなくなるという。。。(笑)
でもマネ、モネ、ピサロ・・などいろいろなひとの絵を見ることができてよかった〜。何より学生に優しく無料だという点がさすがフランス!!
素敵なおじさんのいる素敵なホテルに泊めてもらって本当に幸運でした。2年前少しだけ一緒に働くことができたりおちゃん。あの時はまだいろいろ不安定だったけどお互い少し大人になったね、って感じ。本当に感謝しかない!
23日の朝ににりおちゃんが帰っちゃったのでそのあとはまなちゃんとさっちーとモンマルトルへ行きました!
アメリの舞台のカフェでクレームブリュレを食べたり、丘からパリの街を見下ろしたり。映画は見たことはないけれど素敵すぎる風景に、こんなところに住んでいるアメリ、羨ましいと思いながら。
そのあとは暇になったのでまたモンマルトルから歩いてムーランルージュ、シャンゼリゼ、ルーブル美術館、日本食料品店めぐりをしました。
そうそう、パリには日本人経営のパン屋さんがあって、アンパンとかどら焼きとか焼きそばパンとか、日本のパンが買えたの。すごく懐かしかった。カレーパンとさくらアンパン食べたよ。
やっぱり日本のパンは日本のパンなりに美味しいな。バゲットとかフランスのパンも美味しいけれど、日本のものはもっと繊細な味がするんだ。
まなちゃん達とバイバイしたあとは、ギャラリーラファイエットでしばらく時間を潰して、深夜バスに乗って、ストラスブールへ移動しなければならなかった。
23時45分まで、寒いバス停で一人で過ごさなきゃいけない苦痛。携帯も電池が切れそうだったし、荷物を減らすために本も何も持って行ってなかったから、やることもないし。
24日を深夜バスの中で迎え、21歳に。6時間バスに揺られながら、朝早くにストラスブールに着いた。
まだ早朝6時半。電灯が少なくて、あたりは真っ暗。びっくりしたのはそんな朝早くでもトラムが走っているというすごさ。
ストラスブール案外発展してんじゃん、って思った。(そして恒例のただ乗りするというw)
コントロール乗ってこないか少しびくびくしながらSNCFのストラスブール駅に到着。そこで少し迷いつつ、エリと落ち合って、ポールのクロワッサンとパンオショコラを買って、2時間ほど語り倒す。お互いいろいろな話が積もってた。
そのままコルマールへ移動。
ついた直後から感動の連続!なんと可愛い街なんだー!映画ハウルの舞台になっていた町並みを見たり、小さいベネチア、petit veniceを歩いたり。クリスマスツリーがいっぱい売ってる広場があって、森みたいになっていて可愛かった。
美味しいパンやケーキを食べたり、クリスマスマーケットをゆっくり回ったりしながら、ゆったり過ごしました。ハウルの映画をホテルで見てキャーキャーしてたのが懐かしい。
そのあと夜になってから外出して、街中のクリスマスイルミネーションやデコレーションを見に行った。可愛くて素敵だったなぁ。でもクリスマスだからやはりお店は夜は閉まっていて。通りにも全くひとがいなくてちょっとさみしくてこわかった。
次の日の朝、教会でやっていたクリスマスミサに参加。ゆっていること殆ど分からなかったけど、白百合で昔やってたミサとの共通点もいくつかあったり。イエスのお身体のパンを全員で頂いたり、周りの人と、appel du christと言いながら握手をするところとかあって、なんだか心がほっこりした。
ミサが終わったのが11時くらい。そのあと気になってたカフェに入ってキッシュを食べた。おばあちゃんとおじいちゃんが経営しているカフェで、とても素敵な雰囲気だったし、ちゅうもんしてから焼いてくれたキッシュは皮が厚めで本当に美味しかった。
食べ終わってすぐ、ホテルへ走って戻って、急いで駅に戻ってストラスブールへ向かった。
わたしはコルマールよりストラスブールの方が好きだった。コルマールは家がカラフルで可愛いけれど、スーパーなど何もなくてちょっと生活しづらそう。
ストラスブールは、もう少し大きい街でパン屋さんやレストランも多く、美味しいサロンドテで大きいケーキを食べたり、タルトフランベ食べ放題を行ったりして25-28の間過ごしました。
ストラスブール大聖堂のからくり時計が動くのを見たり、バトルディ(自由の女神を設計した人)の博物館にはいったりモーツァルトが引いたというパイプオルガンのある教会(さんピエール?教会?)に行ったり。思わぬ発見や出会いがあってすごく楽しかった。
クリスマスの首都、と歌っているだけあって、街中はどこもキラキラしてたけど、残念ながらクリスマスマーケットは終わっていたから、広場にはクリスマスツリーしかなかったな。
あとすごく勉強になったのがクルージング。高かったけど、ドイツとフランスの二つの国によってとりあいになっていたアルザスロレーヌ地方の都市としての歴史を知れた。だからこそヨーロッパの中心としてもとらえられ、EU評議会が設置されているんやなぁと。勉強になりました。
また深夜バスに乗って、リールへ戻ってきて、チバでお腹いっぱい食べて。次はロンドンに行く準備。これまた深夜バス。
バスに乗ったはいいけどカレーでの入国審査や、フェリーに乗れって言われたり、朝3時からいろいろ振り回されてめちゃめちゃ疲れた。(笑)
イギリス人とっても入国に厳しくてびっくり。やはりシェンゲン外だと厳しくなるのね。でもパスポートの審査のところで、おじちゃんに
「君たち姉妹?あ、ともだち?一緒に暮らしてるの?あ、日本で知り合ったの?君はドイツで君はフランスに住んでいるんだね?何を勉強しているの?政治か〜。メルケルはどう思う?来年の大統領選、ルペンにはならないよね?絶対ならない!フィヨンだ!」みたいなことを言われて、
寝ぼけていろいろ答えてたのはきっと忘れない。
ロンドンに着いたら、朝ごはんをスーパーのパンで済まして、電車に乗って、セントポール教会へ。
すごい大きくて上まで行けたのが嬉しかったな〜。階段きつすぎたけど。とても綺麗で美しかった。フランスの教会ともまた違うなぁと思った。天気が良かったのでウェストミンスターとかで写真を撮ったよ。赤い電話ボックスのとことかで。雲ひとつない晴天、こんな天気ロンドンでありえるんだー!ってびっくりしたな。
そのあとは早めにホテルに帰ってゆっくりすごしたー。wifiが弱すぎて映画見れなかったけど。。。
lola's cupcakeのoreo cream味がとてつもなく美味しかった。そのあと、えりのともだちに美味しいフィッシュアンドチップスのお店に連れてってもらった。(食べたのはパイだったけど)。
最終日のフィッシュアンドチップスが忘れられない!すーごく美味しかった。12/31に行ったんだけど、お客さん誰もいなくて、「ここ空いてるかな?」って思いながら入ったら、日本語が少しわかる店員さんで「美味しい!サカナ!」って歌いながら作ってくれたこと。美味しかったな〜。何よりも何処よりも安かった!そのあとlola'S cupcakeでカップケーキを食べてカウントダウンに向かったんだ〜。lola'S cupcakeのクリームは固めと思いきや今度選んだのはアップルクランブル味で、フルーティーな味だった。
その日の朝ごはんはチョコレート屋さんでクロワッサン。チョコレートで作ったカップの中にチョコレートミルクが注いであったドリンクを頼んで、ダークチョコレートたっぷりのクロワッサンを頬張って、とてもとても美味しかった。
あとインドカレー!最高でした。バターチキンターリーを頼んだ。
小さいお皿にサラダやスープやカレーが乗っていて、一品でめちゃくちゃお腹いっぱいになりました。食べたらまた、スパイス効果で体があったかくなったし、お腹の調子も良くなった気がする。その日は大英博物館の帰りだったんだけど、大英博物館に行く前にカップケーキを食べたんだ。今度はhummingbird's bakery。選んだのはred velvet.真っ赤な記事に白いクリーム。味は特にないけど、ザ・イギリスって感じがとても好きなの。朝ごはんはなんだったっけな。スーパーのパンかな?笑
えりとふたりして31penceのベーグルにはまってしまった。安すぎw
大英博物館のデカさに感動したり、V&Aで楽しく過ごしたり。
カウントダウンは何よりも感動した。
12/31の6時ごろから12時までに何度も凍え死にそうになったけど、まった甲斐があった。花火は綺麗で、もうに度とこうやって、パリピカウントダウンできないだろうなーって、思った。っていうか初めてかもしれない。一晩中外で新年をみんなで待ったのは。
カウントダウンが終わると朝8時まで駅でバスを待たなきゃいけなかったんだけど、寒すぎて足が凍りそうになった。死ぬかと思った。お金もなくて、コーヒーで体を温めることもできない。
そこでオイスターカードを返金してココアを飲もうとしたけど、返金はまさかのクレジットカードへ。笑
でも二人で残りのお金を全部出してマックのココアを飲んだ。まずかったけど、あったかかかった。そしてスーパーのスコーンがめちゃめちゃ美味しかったの。辛かったけど、楽しかった。絶対忘れないや。
帰りにまたフランスの入国審査があったけど、園時にまさかのlouisとmilleにあった。同じバスだったみたい。
その日はリールに帰って、ケバブを食べてゆっくりすごした。
次の日からえりが体調を崩してしまって、1日家にいた。私はシャワーが詰まってしまって、大掃除。ハイターを買ってきて流してみたり、絡まった髪の毛を根こそぎとってみたり。でもあんまり意味がなかった。お水はまったく流れない。
夜からはサッチーとまなちゃんが来て、ミラノへ行く準備。
1/3の1時くらい発のバスでベルギーのcharleroi空港へ向かうため!
うどんとガレットでロワを食べた〜美味しかったわ。
バスに乗って、飛行機に乗ってミラノへ。
ついたそこから早速アウトレットを発見。ブランド物安すぎて驚愕したw
それでミラノ旅行はアウトレットめぐりで終わることが決定するw
買った物
moschinoコート、靴
marni靴、
コート
400ユーロ近く買い物に使ってしまったけど大満足、
ジェラートも三回食べたな。チョコレート味がめちゃくちゃ美味しかった。
スパゲッティもピッツアも美味しかった!あ〜〜〜〜楽しかった。
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