たぶん、向いてない。

人にはそれぞれキャパシティーというものがあると思うのです。

それはしばしば周りの環境によって、自分が育てられた生活環境だけでなく身の回りの友達の性質なんかとか、によって強く影響される。

私は自分が育ってきた中で全く、我慢なんてしたことなかったし、人間的に他人が羨ましいと思ったこともないし、恵まれた環境で、恵まれた人々に囲まれて生きてきたと思う。

だからこそ自分はうすっぺらくて。不自由を感じさせない、綺麗に育て上げる、そうして生成されたエリートの一部だとじぶんのことを誇りに思う一面、他方で泥臭く生きる素晴らしさを目の当たりにする。

じぶんが人生で苦労したかったと問われると、そうではないと思うし、じぶんの過去を受け止めてこそ、そう思ったのであり、エリートなら狭い世界で生きる中途半端な優秀さではなく、広い世界をじぶんの目でくまなく見渡せる本当に誰もが認めるエリートにならねばならない気がします。

じぶんの過去が嫌だと思う根拠があるからそう思うんだと言われそうだけど、別に不満なことはなにひとつなくて、要はこっからじぶんのキャパ上げをしていくのは本当に自分次第ってことで、むしろその素晴らしい土台を作ってくれた両親に感謝します。


そんなこんなで今フランスに来ています。

新しい生活。新しいといえど、昔住んでいたベルギーの面影をどこか感じさせる町、リール。

渡航直前、日本を離れたくない、行きたくないと言い続けてたけどそれは、日本が恋しいからではなく、フランスの生活が怖かったのではいかと思います。自分が生きていた、日本での生きやすい世界を捨てて、知らない人と知らない言葉で知らない町で戦いながら生きなきゃいけない。まだ子供だと思って過保護なまでにも守ってくれるママもパパもいなくて。自分がそんな世界で生きることに大きい不安を感じていました。


留学の目標は勉強とかフランスでの生活とかもちろんありますが、まず一人で生きるということ…人間力が本当になくてこのままでは本当に価値のない人間になる。


フランス1日目はTGVでリールについてから、airbnbで予約したホテルへ歩き。疲れまくってただただ寝ていた。笑 安かったからairbnbでよかったけど一言も話す余裕がなくて、妙に気を使った。

2日目、そのホテルから家に歩こうとしたら迷子になって、スーツケース引きずりながら待ち中の人に道を聞いて、約束の時間に遅刻してしまうというミス。なんとかエージェントの会社の前までたどり着くと、そこには日本人の男の子が!すぐにお友達になっった〜!そしてそのあとはお家の契約を最終決定して、ひろたくんとフランス来て初観光。

そのあと、スーパーに行って、1リットルの炭酸水2本とprune(日本でいうすもも?)をいくつかとシャンプーやらを買って満足して帰ってきた。冷静に足りなくないですか。なぞ。でもどうせ重くて持てなかったから明日またお買い物しなきゃ!


リール、思ってるよりもとても暑いす。

意外と可愛くて楽しい町だと思えた日でした。

友達もいるし、学校もないし、まだ楽しい。

でも明日はもっといい日になるかな?

どう考えても早すぎだけど、

ままのご飯が食べたい。




Yu

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